ボーマンダの羽の下

ポケモンの構築、調整

【S1】ぽわなまこ受けサイクル【最高2012】

皆様、シーズン1お疲れ様でした!

ポケモン達の新しい型の溢れる新環境、とても楽しかったですね。

そんなシングルレートを共に楽しんでくれた仲間達がこちら
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そして、最高レートには至らなかったものの、今期も2000を超えることができました。
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 これからバンクが解禁され、環境もまた変わってしまうので需要は薄いかもしれませんが、思い出代わりに読んで頂ければ幸いです。

それでは、常体で構築の解説をしていきます。

 

 

 この構築は自分の好きな戦術である受けの意識が強いサイクルパであり、全てのポケモンを後出しから受け切ることを意識して組んだ。

 

 

【パーティ紹介】

ボーマンダ

 

 陽気­­  ­­威嚇→スカイスキン  ボーマンダナイト

 175(36)-193(220)-150-x-110-189(252)

捨て身タックル/地震/身代わり/羽休め

 

調整の意図は特に無いためAS振りでよかった()

 技構成は範囲の広い2ウェポン、サイクルするための羽休め、そしてピン採用の身代わり。

この身代わりは環境に多かった毒ガルドを身代わりと地震で倒す為に採用した。そして後続のポケモンとのシナジーもあり、ポリ2ミラーで毒が入れば、ポリ2をマンダで突破できるようになったり、トドンの熱湯で焼いたカグヤに身代わりを合わせて詰ませるといった立ち回りも出来た。

この環境においてマンダはとても強く、止められるポケモンが少ないことや、冷Bガル、スカガブの減少によりとても動きやすかった。

 

トリトドン

生意気  呼び水  食べ残し

215(228)-107(28)-88-112-147(252)-x

熱湯/地震/地割れ/自己再生

 

役割遂行技の2ウェポンに低火力高耐久を貫くための地割れ、コケコやアシレーヌを重くみて眠るではなく再生。

食べ残しは、居座るターンが多いことや、毒や宿り木が入っても行動回数を増やすため採用。

アシレーヌのムンフォを3発耐えたり、草結びコケコに対して2回動けるようになる。

この環境で流行っていた特殊ポケモンのほとんどに強く、ほぼ選出していた。

初手のテテフ対面ではカプZを警戒して再生から入ることでサイクル崩壊を防いでいた。

ちなみにコケコのカプZ+シャインも耐える。

 ジュモクの持ち物が割れていない状態では、エナボ警戒でマンダやカグヤに引くといった立ち回りもしていた。

 

ナマコブシ

図太い  天然  ゴツゴツメット

161(244)-x-200(252) -x-152(12)-x

毒々/挑発/水浸し/自己再生

 

役割遂行の毒と再生、起点回避や補助技防止の挑発、火力低下と鋼タイプのための水浸し。

パルとミミッキュが重く悩んでいたところにナマコブシの案を頂き、個体まで貸して頂いた。本当にありがとうございます。

レート最終日に急遽採用されたこのポケモンは素晴らしい活躍で、パーティが低火力鈍足が故に積みポケモンに非常に弱かったところを見事埋めてくれた。

 

ポリゴン2

図太い  トレース  進化の輝石

191(244)-x-156(252)-125-115-82(12)

放電/冷凍ビーム/毒々/自己再生

 

 対ギャラの放電、対ガブマンダの冷B、耐久型への処理ルートを増やすための毒、再生。

ギャラマンダをはじめとする多くの物理ポケモンを受ける。

特性がトレースなのは、もらい火トレースによるシャンデラへの強さや、マルスケや威嚇トレースが強かったからである。

滝登り怯みで無理やり突破してこようとする不届き者ギャラドスもいるため、威嚇トレースは重要であった。

受けループのパーツでもあり、前述したトリトドンナマコブシと合わせて受け回し詰ませる勝ち筋も担っていた。

 

クワガノン

控えめ  浮遊  オボンのみ

175(180)-x-120(80)-198(116)-112(132)-63

※めざ氷Bu個体

10万ボルト/ボルトチェンジ/虫のさざめき/羽休め

 

ここまでで重いカグヤやバルジーナへの10万、サイクルを有利にするボルチェン、オニゴーリを見てのさざめき、羽休め。

努力値はめざ氷だった頃の名残で、HBは特化マンダの捨て身耐え、ガブへのめざ氷の乱数を上げるための11nのC、残りD。

このポケモンでマンダとガブを見る必要もないため、Bの努力値はCとDに回してもよかったと思う。(Bはルカリオのインファ、Dはカグヤの放射を意識して調整するといいと思う)

これも仲良くして頂いてる方から貰った案で、実際によく出てきたオニゴーリは1匹残さず狩りとってくれた。

耐久がどうしても低いため、役割対象もそう多くなく出した回数は少なかったが、出せた試合は活躍してくれた。

 

テッカグヤ

勇敢 ビーストブースト 突撃チョッキ

201(228)-157(172)-124(4)-130(20)-132(84)-72

ヘビーボンバー/地震/大文字/めざめるパワー氷

 

HDはテテフの眼鏡サイキネ高乱数で3耐え、C190メガゲンシャドボ高乱数4耐え、Cはめざ氷でマンダの起点ならないくらいに、残りA。

ヘビボンは言わずもがな、地震は交代読みやギルガルドに、めざ氷はガブマンダのため。炎技が火炎放射ではなく大文字なのは、放射ではメガハッサムが落ちず、カグヤに役割集中したときにメガハッサムの剣舞泥棒で負けることがあったため大文字にした。

唯一このパーティで高速再生を持たないポケモンなので、体力管理は一番気を使った。

宿り木守るにしたいことは多々あったが、技範囲が広いため出しやすく、また交代読みの地震でジバコが出落ちしていく点が使いやすく強かった。

 

重いポケモン

ゲンガー(滅びも鬼火も)

鬼火当たったらトドンでも勝てないし、滅びで最低1匹持ってかれるのが辛かった。

残飯ガルド

一撃で飛ばせず、毒を撒き散らされるので重かった。トドンポリ2でPP枯らしにいったり、マンダに毒が入らないように慎重に交代したりしていた。

残飯テッカグヤ

宿り木守るならばまだしも、身代わりが熱湯で壊れないため非常に崩すのに苦労した。ただこちらは再生をほぼ全員が持っているため突破されることはなかった。毒持ちは負荷がかかりすぎるため勝てない。

サザンドラ

数が少ないことが幸いだったが、眼鏡だと誰も受けられない。かなり無理のあるサイクル戦を強いられた。

 マンムー

チョッキには地割れ撃たれるし、カグヤは氷柱の被弾多いと普通に負けるしですごく重たかった。

デンジュモク

エナボの存在や、催眠蛍火が非常に辛かった。一応トリトドンは蛍火シャインを2耐えするのだが、こちらの地震では落とせない為最速起きを強要された。

 

構築の感想

 基本選出は無いが、多かった選出はトドンナマコポリ2カグヤから3体選出することが多かった。特に対面構築にはトドンナマコカグヤの選出で全員見れていた。

勝ち筋として、マンダやカグヤの一貫を作る、ひたすら再生して受ける、が主な勝ち筋。

Z技の登場により受けの構築は厳しいと当初言われていたが、こうして2000を達成できたのは大きな自信に繋がったと思う。

 

 

 

長くなりましたが、ここまで読んでくださいましてありがとうございました。また、需要がありそうだったのでおまけとして個々の役割対象の詳細も後ほど記事にしておこうと思います。

何か質問等あれば@yuta_toritukaiまで。

バンク解禁後も共に楽しみましょう。それでは。

ゆたしより